皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私たちは春のお彼岸が過ぎ、次はお盆へ向けて準備を始めたところです。
お彼岸頃には、お墓を建て替えのご依頼や耐震組み直しのご依頼をいくつもいただきました。
ゴールデンウィークが明け、そろそろその頃にお話を頂いたお墓が完成し引き渡しが始まっている頃です。
さて、表題の件
墓石の耐震組み直しのご相談を最近特によくいただきます。
「先祖代々の墓があるんだけど、地震でずれている」
「どうもガタつきがあるみたいなんだけど、どうにかなる?」等々…
もちろん お任せください!
イワサキ石材は「墓石用地震ゲル 泰震」の正規代理店です。
この泰震というゲルは、既に建っているお墓にも施工可能です。
施工するためには、お墓を一度解体させていただいて、左の図のように、部材の四隅にこのゲルを置き、耐震用のボンドを使用し施工します。
墓石に芯棒を入れるなどの加工は必要ないので、大掛かりな加工も必要ありません。
このゲルを入れることによって、目地が広くなるので、その分たくさんの量のボンドを入れることになります。
泰震のゲルとボンドで、厚いクッションを作ることによって、地震に強いお墓を施工することができます。
実際の施工では、右の写真のようにボンドが山盛りで置かれます。
四隅にはL型の泰震ゲルを入れます。
四角のものと効果は同じですが、ボンドがたくさん入る分、イワサキ石材ではこちらを使用することが多いです。
このまま石を下すことによって、ボンドが石と石の間、ほぼ全てに広がります。
そして、施工後ボンドが乾くと…もう取れません。
とろうと思ってとれるものではありません。
これで地震が来ても、自分の家のお墓だけが倒れるという切ない思いをせずに済みます。
ただし、石の表面がボロボロするような、本当に昔からあるお墓に関しては施工できない場合もあります。
一度ご相談ください。現場を一緒に見に行きましょう。
お客様にとって、一番最適であろう提案をさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。