お盆の迎え火のコト

こんにちは、イワサキ石材です
本日8月13日からお盆が始まりました!

8月に入ってから迎え火を毎日焚いている方も多いかと思いますが
今日迎え火焚いてご先祖様を気持ちよくお迎えしましょう^^

ただ、火の取り扱いには充分!注意!してくださいね!
子供だけで火を焚くのはNGですよ!大人の人が見守ってください。

さて、今回はお盆迎え火のコトということで

・何故お墓へ行って、提灯に「あかり」を入れて家に持ち帰るようになったのか

考えていこうと思います。

まず、日本には年に2回、お墓と仏壇の先祖の霊が1つになって我が家に帰ってくるとみなされる行事があります。
それは、お正月とお盆です。

お盆には「このあかり」という風習が各地に根付いていると言われています。
これは、お盆の魂迎えの行事として、墓前で迎え火(ローソクでOK)を焚き
その日を提灯に移して先祖の魂を迎えるという習慣のことを言います。

このあかりの時に唱える言葉は地域で違い
「盆さん 盆さん このあかりで ございやあし」(島根)
「仏さん こなかりに ござっしゃい」(島根)
「ぢいさん ばあさん このあかりで おいでやれやれ」(長野・信州)
「こながり こながり 爺っちゃも 婆っちゃも 皆な来い来い」(秋田)
「しょうれいだな しょうれいだな、このあかりで ござらばえ」(山形)
「おんぢぃ おんばぁ このあかりに お茶飲みに おいでないてくだされ」(千葉・上総)
というような、子供たちの掛け声です。

方言が混ざっているので、地域独特のものだと一目でわかりますね。

何故、お墓へ行って提灯に「あかり」を入れて家に持ち帰るようになったのかについて

Qまず皆さんはご先祖様は、どこにいると考えますか?
お仏壇でしょうか?お墓でしょうか?その両方でしょうか??

A:どちらにも居ると思われている方が多いんじゃないかと思います。

「草葉の陰」という言葉を聞いたことがあると思います。
「亡くなった○○さんが浮かばれない」という言葉も聞き覚えがありますよね??

日本人の多くは、「大地にお骨」があり、「浮かぶ死者の霊」を想像します。

「浮かぶ魂(霊)」の寄り付くシンボルが「お位牌」、
「大地に眠る魂(お骨)」のシンボルが「お墓」ということになります。

「お墓」の前で灯した火からその「魂」を提灯に移し、
家の仏壇から盆棚に移したお位牌の前で1つにする。

こういう意味があると考えられています。

お墓からあかりをもらってくるので、お盆はお墓の掃除も勿論必要です
ご先祖様をお迎えするので、お盆はお家の掃除も勿論必要です

祖父母がいるお宅や、お仏壇やお墓があるお宅の子は非行に走る率が少ないと言われています。
それはきっと、家族がご先祖様を大切にお迎えする準備をしている
そんな後姿を見て育っているからでしょう。

日々感謝の気持ちを忘れず、ご先祖様はいつも見ているという気持ちで過ごします!
思い立ったが吉日!やらないよりやった方が絶対いい!

ということで、今回はこの辺で。
またお越しくださいね^^


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