お彼岸について

台風15号が過ぎ去り、日常が戻ってまいりました。

お盆休みが終わり9月になりました。
2000年から導入されたハッピーマンデーの制度により三連休がある月です。

今年は、運良く(?)秋分の日が月曜日にあたっておりますので、二週連続で三連休という方も多いのではないでしょうか?

この秋分の日ですが、秋のお彼岸のお中日と言われます。

お盆、お彼岸という言葉は皆さまよくご存じだと思います。
お盆は8月の13日~15日頃。ちょうど皆様がお盆休みと認識される日程です。
地域によっては7月がお盆というところもありますが、13日から15日という部分は同じです。
お彼岸は年に2回あります。知ってらっしゃる方も多いかと思いますが、春と秋にあります。
秋のお彼岸は、秋分の日を中心に前後3日間。

では、お彼岸とは何でしょう?

現在私たちが生きているこちら側の世界を「此岸(しがん)」
極楽浄土の向こう側の岸を「彼岸(ひがん)」といいます。
三途の川を渡って極楽浄土に行くといわれているので「岸」と言われたらしっくりきます。

秋分の日(春分の日)というのは、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
この日は、昼と夜の長さが同じになるといわれています。(実際は昼のほうがちょっと長いけどね)
秋分の日(春分の日)はこの世とあの世が接する日だといわれています。

ご先祖様を偲び、今日の自分があることを感謝する。
自分も彼岸に到達できるよう日頃の行いを反省する日。それがお彼岸です。

秋分の日はお墓参りの日。
秋分の日は「お墓まりをするため」として、法律で決まった祝日です。
ご家族そろってお墓参りや、先祖供養をする行事に参加してみてはいかがでしょうか。

それでは、皆様充実したシルバーウィークをお過ごしください♪