施餓鬼会とはどんな行事?

こんにちは、イワサキ石材です
ようやく8月になり、夏本番!そして台風の時期がやってきました💦
最近は豪雨被害等も多発していましたので、あまり大きな台風は前もってお断りをしておきたいです(願)

最近、敷地内にアシナガ蜂の巣を発見してどうしようか右往左往しましたが
これ以上大きくなる前に…と、自力で駆除する道を選びました。
シューっと殺虫剤を掛けて撃退…なかなか恐ろしかったです(泣)
(本当はもうちょっと早く巣を見つけたら良かったのですが💦)

例年7月から8月は巣が大きくなる時期で、働きバチも多く飛んでいるそうです。
もし巣を見つけても、皆さまはくれぐれも無理をしないようにしてください。
業者さんに頼む道が残されています。

さて、今回はお盆と同時期に行われる事が多い「施餓鬼会(せがきえ)」について考えてみようと思います。
(実は私、「会」を「え」と読むということに気づくまで数年かかりました照)

施餓鬼とは、餓鬼道で苦しむものたちに食事を施してご供養をすることを指します。

お盆には、いろんな精霊が訪れるとされています。
ですので、お盆の棚の下や、戸外に施餓鬼棚を設け、御供をし、施しをするというものです。

施餓鬼は、お盆に限らず毎日でも行われて構わない行事ですが、
お盆に合わせて行うところが多いようです。

施餓鬼の由来ですが「救抜焔口陀羅尼経(くばつえんくだらにきょう)」において語られています。

お釈迦様の弟子のアーナンダが、座禅を組んで瞑想に耽っている時
目の前に焔口(えんく)という名の恐ろしい姿をした餓鬼が現れた。
その餓鬼が、アーナンダに向かって
「お前は3日後に死んで、私のように醜い餓鬼に生まれ変わるだろう」
「救われたければ、餓鬼道に堕ちたすべての衆生と幾千もの僧侶たちに食事を施すように」という。

そもそも餓鬼道に堕ちた亡者は、いくら食べ物を施しても口に入る前に燃えてしまう。
そのため、腹を満たすことはできない。また、アーナンダには大量の金銭の貯えもない。

困り果てたアーナンダはお釈迦様へ助けを求める。

すると、お釈迦様は
「一器の食物を供え、この『加持飲食陀羅尼」』(かじおんじきだらに)のお経を一心に唱え
仏の加護を受けることにより、その食べ物は無量の食物となり、餓鬼道に堕ちたすべての衆生たちと
この世に生きるすべての僧侶たちへの施しとなる。」と仰った。

アーナンダはその教え通りに行い、その功徳によって寿命も延び天寿を全うした。

アーナンダのお話が施餓鬼の由来と言われています。
ただ、餓鬼道のお話という点で、私は前回お話をした※「目連伝説」※が思い浮かびした。

この二つの話が混同され、鎌倉時代から多くの寺院において盂蘭盆の時期に施餓鬼が行われるようになったようです。

”そもそも餓鬼道に堕ちた亡者は、いくら食べ物を施しても口に入る前に燃えてしまう。”とは…
餓鬼は食べ物が目の前にあっても口に入れることが出来ないため、常に飢えと渇きに苦しんでいる。
食べられるものは、生き物の排泄物だけ。

先日住職さんにそう聞き、リアルに震えました。

今回も猛烈に思います!餓鬼道には堕ちたくない💦
今後も日々感謝の気持ちを忘れず、自分勝手にならないように生きていこうと思います!
思い立ったが吉日!やらないよりやった方が絶対いい!

ということで、今回はこの辺で。
またお越しくださいね^^


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