地域」カテゴリーアーカイブ

分骨のコト

こんにちは、イワサキ石材です
11月11日土曜日です!
本日は言わずと知れたポッキー&プリッツの日!
グリコの回し者です♪笑

さて、今回は「分骨」について考えていきます。

そもそも分骨とは

そもそも分骨とはどのようなことかというと

焼骨の”一部”を他の墳墓又は納骨堂へ移すこと。

”墓地、埋葬等に関する法律第1章第2条の解説より”

この行為は「改葬」には該当せず、独自の手続きが必要になります。
改葬許可書は、役所が発行するものですが、分骨の場合は
お墓や納骨堂、火葬場の管理者が分骨の証明書を発行します。

特に書式が決まっているわけではありませんが、誰のお骨かわかるようになっているのが良さそうです

分骨の証明書と分骨されたお骨は一緒にして持っておくのが原則です。
お骨の身分証明書ですので、無くすと分骨したお骨を納骨しようと思った時に困ることがあります。

先に、焼骨の一部を墳墓又はは納骨堂へ移すことを”分骨”と定義しましたが、
その他にも、手元供養の為に一部を自宅の仏壇において置くという方も最近増えています。

自宅に、親族のお骨を保管しておくことは法律的には問題ありません。
ただ、世の中には多種多様な考え方があります。
その土地土地の風習や慣例で、あまりよくないと言われることもあります。
法律的には問題がなくとも、大切にしたい考え方は人それぞれです。

ですので、私たちイワサキ石材は、積極的に分骨を勧めることは致しません。
しかし、分骨をしたいと申し出ていただいた際には、誠心誠意お手伝いいたします。
分骨に必要な小さな骨壺や、アクセサリー等の取り扱いもしていますのでお問い合わせください。

焼骨埋蔵の定義

ここで、焼骨の保管方法について考えてみます。
保管の方法によっては、違法行為になってしまう場合があるので注意が必要です。

①自宅の仏壇の中で保管
 →○ 保管方法に問題はありません

②自宅のタンスの中で保管
 →○ 保管方法に問題はありません

③庭に骨壺のまま置いて保管
 →○ 地面の上に置いているのであれば問題はありません

④庭にお骨を撒いておく
 →▲ 撒いただけで土をかぶせないのであれば埋蔵には当たりませんが…。

⑤庭に穴を掘ってお骨を撒き、その上に植物を植える
 →× 土をかぶせることで埋蔵にあたります。これはお墓です。

お骨の取り扱いには注意が必要です。
ただ、動物に関してはこの法律は適用されません。
あくまで人間のお骨のお話です。

大事な人の一部として大事にしたい気持ちもわかります。
形は無くとも、思い出も大事にしていきたいですね。

日々感謝の気持ちを忘れず、カタチあるものだけが全てじゃない!
思い立ったが吉日!やらないよりやった方が絶対いい!

ということで、今回はこの辺で。
またお越しくださいね^^


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 〒427-0019 静岡県島田市道悦2-17-7

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 〒425-0091 静岡県焼津市八楠1-28-16

永代供養のコト

こんにちは、イワサキ石材です
10月15日日曜日です!
本日はきのこの日だそうです。
一年で最もきのこの取り扱いが多くなる10月に、キノコの有用性をアピールするために制定された日とういことです。

今年は、夏の猛暑の影響なのかマツタケを見かけずで、なんだかもの寂しいです
いつもこの時期には、マツタケのごはんやお吸い物を食す…妄想に耽っているのですが…笑

さて、マツタケのことはそっと隅に置いておいて…

本日は近年需要がどんどん増している、永代供養について考えてみたいと思います。

永代供養

みなさん、永代供養についてどのくらい知っていますか?
・永代供養ってお金がかからないんでしょう?
・永代供養にすれば子供たちに迷惑を掛けずに済む
・永代供養にすればお墓を持たないで済む
・永代供養にすれば…

イワサキ石材にもご相談に来られるお客様がいらっしゃいます。
例えば
「今ある先祖代々のお墓、もう見る人がいないので取り壊して墓じまいをしたい。」
墓じまい=永代供養 の解釈で構いません。

何故なら、お墓を取り壊したあとのお墓の中にあったお骨の行き先は、
「家族に代わって今後永年にわたってご供養してくれる人がいる場所」です。

とういことは、
・本来は先祖代々のお墓(檀家寺)があるが、家を継ぐ人間が居なくなってしまった
・先祖代々お世話になっているお寺のご住職に、今後のご供養をお願いする。
のが、本来の永代供養の意味なのでしょうと思います。

ただ、昨今は永代供養の在り方が少し変わってきているようです。

ご先祖様の永代供養ではなく、自分たちの永代供養

ご相談いただいたケース
→ご相談者:70代ご夫婦
→内容:若い頃はお墓を建てようと思っていて、寺の境内墓地の契約をしてあった。
しかし、息子はいるが独身でありお墓の面倒を見る気はないと言っている。
なので、お墓の土地をお寺にお返しして、自分たちは息子に負担を掛けないように
年間の管理費等々一切かからないと聞く、永代供養でお世話になれるところを探している。
永代供養の金額に関して、近所の噂では1人100万円かかると聞いたが、自分たちでお寺さんに問い合わせることが難しいので、もっと金額がかからないところを石屋さんに紹介してもらえないか。

話を聞いていて切なくなりましたが、ご相談なので割り切ります。

ご相談者様のご住所を伺い、近いところでご紹介できるところをご提案しました。

先にお考えであった場所と同等程度の価格帯で、もっとご自宅から近いところ。
ご説明をさせて頂きましたが、イワサキ石材からも近いところであったのでご一緒に訪問することにしました。

実際に場所に行っていただいて、
・自宅からの経路もわかりやすい点
・価格的にも、最初に考えていた程度でおさまりそうな点
・その他ご不安に思われていた、葬儀の事もご相談できた点

このことから、ご夫婦は前向きに検討されるということで
その後ご報告に来てくださいました。

お墓を持つことが当たり前だった時代から、お墓は要らないと言われてしまう時代に変化してきているのでしょうか…
とても寂しいことですが、私たちはご先祖様を大切にする気持ちを持ち続けたいですね。

日々感謝の気持ちを忘れず、自分の生を改めて見つめ直すべし!
思い立ったが吉日!やらないよりやった方が絶対いい!

ということで、今回はこの辺で。
またお越しくださいね^^


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2023年秋のお彼岸がやってきます

こんにちは、イワサキ石材です
9月17日日曜日です!
本日はモノレールの開業記念日だそうです。
1964年の9月17日に浜松町~羽田空港の東京モノレールが開業したようです
(まだかろうじて生まれていないε-(´∀`*)ホッ)

2023年秋のお彼岸がこれから始まりますね^^

皆さんお彼岸には何をしますか?
勿論、お墓まいりですね~♪

イワサキ石材も加盟している全優石では
只今「お墓まいり川柳」を募集しています

今回は第1回の開催で、入賞は10名。賞金2万円がGETできるそうです!
是非是非参加して、賞金GETを目指してみてはいかがでしょう^^
→→概要はこちら←←

お彼岸といえば お墓まいり!

さてここから本題!
お彼岸と言えばお墓まいりです。(大事なことなので2回目)
以前お墓まいりの方法を説明したことがあります
お墓まいりのコト~ ←おさらい

では、問題!
Q:なぜ秋のお彼岸にお墓まいりに行くのか…

A:法律で定められているから
知っていましたか??

秋のお彼岸のお中日
つまり、秋分の日のことですが
「秋分の日」は国民の祝日に関する法律によれば
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」とされています。
(昭和23年法律第178号の第2条より)

ということは、お彼岸にお墓まいりに行かないのは
法律違反ということになりますので、皆さまは必ずお墓まいりに行きましょうね!
(当日でなくてもいいよね…?泣)

ただ、祝日に関する法律になっているということは
そう。秋分の日はお休みなのです。
また、シルバーウィークというものが近年(?)存在します。

ハッピーマンデーという、明らかに楽しそうな名前の月曜日が祝日の中には存在します。
9月には敬老の日がありますが、この祝日は第3月曜日に設定されています。
第3月曜日ということは、1週間が7日なので20日前後の月曜に敬老の日がやってくることになります。
とういことは?秋分の日は、例年9月の23日頃ですので、近いところで祝日が2つやってくることになります。
何てハッピーなんでしょう(棒)

さて、お休みの話はつらくなるので話を戻します。

秋のお彼岸には秋分の日を中心に前後3日の7日間。
春のお彼岸には春分の日を中心に前後3日の7日間。

そう。お彼岸は1年に2回来るのです。
春のお彼岸は、春の始まりの起点とされるようで
「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」という日のようです。
♫生きとし生けるすべてものへ~♪
なんて、森山直太朗さんが歌っていた歌が思い浮かびます(私だけ?)

墓石屋にとって、お盆とお彼岸というのは期限になる日ではあります。
「お盆マデに」「お彼岸マデに」というご要望をよく伺います。
では、それはなぜなのか…。

やはりお墓まいりに関係していると思います。
「お盆」や「お彼岸」には、多くの人がお墓まいりに行きます。
”お盆には親戚が来てくれるから、きれいな状態にしておきたい。”
”お彼岸には、たくさんの人がお墓に来るから、自分の家のお墓を綺麗にしておきたい”
など、”お墓に人が集まる”前に綺麗にしておきたいという気持ちが働くのでしょうね。

とってもいいことだと思います!
お墓まいりは御先祖供養!

日々感謝の気持ちを忘れず、切っ掛けは待つより率先して作るべし!
思い立ったが吉日!やらないよりやった方が絶対いい!

ということで、今回はこの辺で。
またお越しくださいね^^


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お墓まいりのコト

こんにちは、イワサキ石材です
お盆も空け、八月も後半戦に突入しました。

先日ご案内した、 島田市阿知ケ谷の「香橘寺」さんでの、夏休み恒例の座禅とラジオ体操も第二部が始まっています。

第二部:8月17日~8月28日 AM6:05~座禅開始

朝の静かなお寺で、非日常の空間から一日を始めるというのはとても趣がありますね!
ご興味があれば、是非皆さん参加してください^^

さて今回は、お墓まいりのコトを考えていこうと思います。
・お墓まいりに最適な時期
・お墓まいりの持ち物
・お墓まいりの手順
上記を、ひとつづつ考えていきます。

お墓まいりに最適な時期

お墓まいりは、亡くなった人の冥福を祈るとともに、
家族が無事に暮らしていることを報告し、
ご先祖様に感謝するための大切な行事です。

最適な時期というものも、してはいけない日もありません。
ご自身のタイミングで毎日お墓まいりをしても構いません。

一般的にお墓まいりと紐づく行事としては

  • お盆
  • お彼岸
  • ご命日
  • 年忌法要
  • 年の暮れ
  • お正月

と、これらの行事が挙げられます。

お墓まいりの持ち物

まずはお墓をお手入れする用品を準備しましょう!

  • 手袋/軍手
  • 花ばさみ/植木ばさみ
  • 雑巾
  • ほうき/ちりとり
  • スポンジ/歯ブラシ/爪ブラシ
  • 鎌/チョンチョン鍬
  • ゴミ袋
  • バケツ

次に、お参りに必要な用品を準備しましょう!

  • お線香
  • ライター(ターボライターがオススメ)
  • 生花
  • 数珠(あった方が良い)
  • お供え(当日、お墓まいり後に持ち帰ります)

最後に、身を守るグッズを用意しておきましょう

  • 帽子/日傘
  • 飲み物
  • タオル
  • 虫よけスプレー

※特に暑いお盆の時期は、無理をしないことも大切です。

さて、準備万端でお墓にたどり着いたら、すぐにお掃除を始めたいですよね?

ここで、一呼吸置きましょう。

お墓のお掃除は、墓前で手を合わせてから始めます。

お墓のお掃除は基本的には、柔らかい布で優しく拭き上げます。
布が入らない彫刻された文字の中は、歯ブラシや爪ブラシを使って洗います。

お墓は外にあるものですので、雨風によって埃や花粉が付着しています。
これは、硬く絞った布で拭き上げることで取り除けます。

また夏場、直射日光が当たる墓石は、大変高温になります。
やけどには注意して作業をするようにしてください。


お墓まいりの手順

①墓地に着いたら、まずは手を洗い、手桶に水を汲んでお墓に向かいます。

②墓前で手を合わせてから、お墓の掃除を始めます。

③花立の水を入れ替え、新しい花を生けます。

④御供があればお供えをします。

⑤お線香に火をつけ、お供えします。

お墓詣りは、できれば小さい子も一緒に行けるといいですね。
小さいころからお墓詣りや先祖供養の行事に参加して来た子は非行に走ることが少ないと言われています。

古いお墓がある場所は危険が多いので子供を連れていくのをためらう気持ちはわかります。
走り回らせたくない、他人に迷惑をかけたくない、ケガさせたくない。
色々な心配がありますよね。

ただ、子供も親を見て、おじいちゃんおばあちゃんを見て、周りを見てマネをする。
心の隅に置いておいてもらえると有難いです。

日々感謝の気持ちを忘れず、ご先祖様はいつも見ているという気持ちで過ごしましょう
思い立ったが吉日!やらないよりやった方が絶対いい!

ということで、今回はこの辺で。
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お盆の迎え火のコト

こんにちは、イワサキ石材です
本日8月13日からお盆が始まりました!

8月に入ってから迎え火を毎日焚いている方も多いかと思いますが
今日迎え火焚いてご先祖様を気持ちよくお迎えしましょう^^

ただ、火の取り扱いには充分!注意!してくださいね!
子供だけで火を焚くのはNGですよ!大人の人が見守ってください。

さて、今回はお盆迎え火のコトということで

・何故お墓へ行って、提灯に「あかり」を入れて家に持ち帰るようになったのか

考えていこうと思います。

まず、日本には年に2回、お墓と仏壇の先祖の霊が1つになって我が家に帰ってくるとみなされる行事があります。
それは、お正月とお盆です。

お盆には「このあかり」という風習が各地に根付いていると言われています。
これは、お盆の魂迎えの行事として、墓前で迎え火(ローソクでOK)を焚き
その日を提灯に移して先祖の魂を迎えるという習慣のことを言います。

このあかりの時に唱える言葉は地域で違い
「盆さん 盆さん このあかりで ございやあし」(島根)
「仏さん こなかりに ござっしゃい」(島根)
「ぢいさん ばあさん このあかりで おいでやれやれ」(長野・信州)
「こながり こながり 爺っちゃも 婆っちゃも 皆な来い来い」(秋田)
「しょうれいだな しょうれいだな、このあかりで ござらばえ」(山形)
「おんぢぃ おんばぁ このあかりに お茶飲みに おいでないてくだされ」(千葉・上総)
というような、子供たちの掛け声です。

方言が混ざっているので、地域独特のものだと一目でわかりますね。

何故、お墓へ行って提灯に「あかり」を入れて家に持ち帰るようになったのかについて

Qまず皆さんはご先祖様は、どこにいると考えますか?
お仏壇でしょうか?お墓でしょうか?その両方でしょうか??

A:どちらにも居ると思われている方が多いんじゃないかと思います。

「草葉の陰」という言葉を聞いたことがあると思います。
「亡くなった○○さんが浮かばれない」という言葉も聞き覚えがありますよね??

日本人の多くは、「大地にお骨」があり、「浮かぶ死者の霊」を想像します。

「浮かぶ魂(霊)」の寄り付くシンボルが「お位牌」、
「大地に眠る魂(お骨)」のシンボルが「お墓」ということになります。

「お墓」の前で灯した火からその「魂」を提灯に移し、
家の仏壇から盆棚に移したお位牌の前で1つにする。

こういう意味があると考えられています。

お墓からあかりをもらってくるので、お盆はお墓の掃除も勿論必要です
ご先祖様をお迎えするので、お盆はお家の掃除も勿論必要です

祖父母がいるお宅や、お仏壇やお墓があるお宅の子は非行に走る率が少ないと言われています。
それはきっと、家族がご先祖様を大切にお迎えする準備をしている
そんな後姿を見て育っているからでしょう。

日々感謝の気持ちを忘れず、ご先祖様はいつも見ているという気持ちで過ごします!
思い立ったが吉日!やらないよりやった方が絶対いい!

ということで、今回はこの辺で。
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施餓鬼会とはどんな行事?

こんにちは、イワサキ石材です
ようやく8月になり、夏本番!そして台風の時期がやってきました💦
最近は豪雨被害等も多発していましたので、あまり大きな台風は前もってお断りをしておきたいです(願)

最近、敷地内にアシナガ蜂の巣を発見してどうしようか右往左往しましたが
これ以上大きくなる前に…と、自力で駆除する道を選びました。
シューっと殺虫剤を掛けて撃退…なかなか恐ろしかったです(泣)
(本当はもうちょっと早く巣を見つけたら良かったのですが💦)

例年7月から8月は巣が大きくなる時期で、働きバチも多く飛んでいるそうです。
もし巣を見つけても、皆さまはくれぐれも無理をしないようにしてください。
業者さんに頼む道が残されています。

さて、今回はお盆と同時期に行われる事が多い「施餓鬼会(せがきえ)」について考えてみようと思います。
(実は私、「会」を「え」と読むということに気づくまで数年かかりました照)

施餓鬼とは、餓鬼道で苦しむものたちに食事を施してご供養をすることを指します。

お盆には、いろんな精霊が訪れるとされています。
ですので、お盆の棚の下や、戸外に施餓鬼棚を設け、御供をし、施しをするというものです。

施餓鬼は、お盆に限らず毎日でも行われて構わない行事ですが、
お盆に合わせて行うところが多いようです。

施餓鬼の由来ですが「救抜焔口陀羅尼経(くばつえんくだらにきょう)」において語られています。

お釈迦様の弟子のアーナンダが、座禅を組んで瞑想に耽っている時
目の前に焔口(えんく)という名の恐ろしい姿をした餓鬼が現れた。
その餓鬼が、アーナンダに向かって
「お前は3日後に死んで、私のように醜い餓鬼に生まれ変わるだろう」
「救われたければ、餓鬼道に堕ちたすべての衆生と幾千もの僧侶たちに食事を施すように」という。

そもそも餓鬼道に堕ちた亡者は、いくら食べ物を施しても口に入る前に燃えてしまう。
そのため、腹を満たすことはできない。また、アーナンダには大量の金銭の貯えもない。

困り果てたアーナンダはお釈迦様へ助けを求める。

すると、お釈迦様は
「一器の食物を供え、この『加持飲食陀羅尼」』(かじおんじきだらに)のお経を一心に唱え
仏の加護を受けることにより、その食べ物は無量の食物となり、餓鬼道に堕ちたすべての衆生たちと
この世に生きるすべての僧侶たちへの施しとなる。」と仰った。

アーナンダはその教え通りに行い、その功徳によって寿命も延び天寿を全うした。

アーナンダのお話が施餓鬼の由来と言われています。
ただ、餓鬼道のお話という点で、私は前回お話をした※「目連伝説」※が思い浮かびした。

この二つの話が混同され、鎌倉時代から多くの寺院において盂蘭盆の時期に施餓鬼が行われるようになったようです。

”そもそも餓鬼道に堕ちた亡者は、いくら食べ物を施しても口に入る前に燃えてしまう。”とは…
餓鬼は食べ物が目の前にあっても口に入れることが出来ないため、常に飢えと渇きに苦しんでいる。
食べられるものは、生き物の排泄物だけ。

先日住職さんにそう聞き、リアルに震えました。

今回も猛烈に思います!餓鬼道には堕ちたくない💦
今後も日々感謝の気持ちを忘れず、自分勝手にならないように生きていこうと思います!
思い立ったが吉日!やらないよりやった方が絶対いい!

ということで、今回はこの辺で。
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お盆の由来ご存じですか?

こんにちは、イワサキ石材です
暑い以外の言葉が見つからない日々が続いています💦
7月もあと1日を残すのみとなりました。

学生さんたちは夏休みに入ったようですね^^
プールの支度をして道を歩いている子供たちを目にするようになりました。
ただ、本当に暑い💦私が子供のころはこんなに暑かった記憶がありません💦

そして、夏休みといえばラジオ体操ですね!
島田市阿知ケ谷の「香橘寺」さんでは、夏休み恒例の座禅とラジオ体操が開催されています。

第一部:7月26日~8月11日 AM6:05~座禅開始

第二部:8月17日~8月28日 AM6:05~座禅開始

朝の静かなお寺で、非日常の空間から一日を始めるというのも趣がありますね!
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さて、これから8月を迎えるにあたって、前回はお盆の由来やお仕度についてお話しました。
#お盆のご準備はお済みですか?#
今回は、もう少し踏み込んでお勉強してみました。

従来の仏教におけるお盆の語源は「ウランバナ」だと前回お話しました。
ウランバナは【逆さに吊るされた苦しみ】という意味を持っています。
これは餓鬼道での非常な苦しみを例えたものとされます。

イランには、古くからウルヴァン(霊魂)を祭る行事があります。
この日に香木(こうぼく)を燃やすと、その香りによって祖先の霊魂が子孫の家に帰ってきて供物を受けるという祖霊祭りです。
これが、中国仏教の「目蓮伝説」や、道教の「中元」と習合し今日の「お盆」となったという説があります。

つまり、お盆とは中国の儒教や道教、それに日本固有の民間信仰や神道などなど、多くの祖霊感や習慣が入り混じって習合した「ごちゃまぜ習合信仰」ともいえます。

ただし、そのごちゃまぜな複合的な要素を「核」となって集結させたのは、「盂蘭盆会」だったようです。
(606年(推古天皇14年)に日本で初めて仏教の盂蘭盆会が行われました)

さて、前述した中国仏教の「目連伝説」とはどんなものか、簡単に説明しようとおもいます。

仏弟子・目連尊者(もくれんそんじゃ)が餓鬼道に堕ちて苦しむ亡き母をみて、
母を救いたい一心でお釈迦様に救済の方法を聞きました。

お釈迦様は『お前の母の罪はとても重い。生前は人に施さず自分勝手だったので餓鬼道に落ちた』として、
『多くの僧が九十日間の雨季の修行を終える七月十五日に、ご馳走を用意して経を読誦し、心から供養しなさい。』仰いました。

目連尊者はその言葉通り行い、母を救うことが出来ましたというものです。

”人に施さず自分勝手だったので餓鬼道に堕ちた”とは…
小さいころに、地獄に落ちるよと言われて想像した世界が広るような気がします。

ただ、餓鬼道に堕ちたとしても、救うことが出来る手立てが残っている仏教が広く布教されたのは当然なのかもしれません。

でも…たとえ、救いの道が残されているとしても餓鬼道には堕ちたくない💦
今後は日々感謝の気持ちを忘れず、自分勝手にならないように生きていこうと思います!
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お盆のご準備はお済みですか?

こんにちは、イワサキ石材です
まだ7月だというのに毎日暑い日が続いていますね。

東海地方では、梅雨が明けたということで、これから本格的な夏を迎えることになります💦
皆さま くれぐれもお身体にはお気を付けください。

さて、7月も後半に突入し、これからお盆を迎える方が多いかと存じます。
初盆のお宅、毎年恒例のお宅と様々ありますが、そもそもお盆とはどんな行事なのでしょう?

多くの仏教行事の中で、お盆ほど日本人にとって身近なものは他にありません。
一説でお盆とは、インド古代語のウランバナが盂蘭盆(うらぼん)と音訳され、後にお盆と略されたものだそうです。
この言葉は【逆さに吊るされた苦しみ】という意味を持っています。
あの世において、逆さに吊るされるほどに苦しんでいるご先祖様や亡き人に
私たちが供養のまことをささげることによって救うことが出来るという、そのご供養の行事がお盆の由来となったそうです。

お盆は、7月13日 または 旧暦の8月13日に迎え火を焚いてご先祖様の魂を迎えます。
迎え火は、ご先祖様が道に迷うことなく自分の家にたどり着くための目印となります。

また、お盆には特別な仏壇を作ります。
それがお盆棚で、位牌を安置しお供物を飾ってご供養します。

菩提寺のご住職が棚経に来て下さる前にお盆棚は飾りつけをします。
そしてお盆棚を前にしてご供養をしていただきましょう。

・まだお盆の準備を何もしていない💦
・何を揃えたらいいのかわからない💦
・飾りつけっていっても、どうやっていいのかわからない💦
等々

大丈夫です間に合います^^
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誠心誠意お手伝いさせていただきます!


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焼津の伝統和船「八丁櫓」の復元船を寄贈しました

去る2019年3月22日にNPO法人焼津八丁櫓(ろ)まちづくりの会様の音頭の元、焼津の伝統和船「八丁櫓」の復元船を大覚寺全珠院様に寄贈・設置しました。

その様子が3月23日の静岡新聞に掲載されました。

動画はその時の様子です。これまでは焼津港の岸壁にブルーシートを被せて保管されていましたが、これからは大覚寺全珠院様で常設展示されていますので、実際に乗り込み触れて、歴史に想いを馳せていただければと思います。